江戸黒(黒漆喰)風塗料|大江戸塗料

　江戸黒（黒漆喰）風塗料は、低料金で簡単に江戸時代から伝わる江戸黒(黒漆喰)を再現します。

※漆喰(しっくい)は約5,000年前、エジプトのピラミッドに使われていたそうです。これは、セメントの起源とも言われますが、その後シルクロード～中国を経て日本に伝わったと言われています。飛鳥時代のキトラ古墳にも使われ、その後姫路城などの城郭や土蔵など用いられて現在に至っています。
　その作り方は、石灰岩や貝殻を焼成して得られる生石灰(CaO)を水和反応させると消石灰(Ca(OH)2)が得られます。これに補強用の麻などの繊維や作業性向上のための海藻糊や骨材(砂)などを混入して製造します。
　壁などに塗った後、漆喰の主成分である消石灰は二酸化炭素(CO2)を徐々に吸収して硬化します(炭酸カルシウム(CaCO3)が生成されます)。　
　余談ですが、この炭酸カルシウムに水分が供給され続けると、長時間を経て鍾乳石(結晶質石灰岩)が生成されます。
※松煙(しょうえん)とは、油分(松ヤニ成分)の多い原木をかまどで燃やし、天井や周囲の障子に付着した煤を掃き集めます。ただし、書道の墨は、菜種油の油煙から造った煤の方が優れているという意見もあるようです。少量の香料と膠と練り混ぜる煤の粒子が均一である事がその理由のようです。

　　江戸黒（黒漆喰）風塗料意外でも、ホームセンターでは販売していない日本古来の伝統色等も手作業で調色します。サンプルをお送り戴ければ、オーダーメイドで調色(色合わせ)もします。1kgからの小口販売を低料金で行っています。


	低料金で本格的江戸黒(黒漆喰)風の塗料
	江戸黒（黒漆喰）は江戸時代後期に江戸から広まったと言われていますが、関東大震災や東京大空襲そして大規模な都市化の波に抗うことができずに廃れてしまったようです。八王子市など都下の一部で見られる江戸時代の土蔵扉に施された江戸黒（黒漆喰）を除き、現在の東京では確認できないのが現状です。　江戸時代の風俗が描かれている浮世絵から江戸黒（黒漆喰）を探してみると、歌川広重の「名所江戸百景」第44景の「日本橋通一丁目略図」には、日本橋志ろ木屋の二階部分に江戸黒（黒漆喰）が施されているようです。　　但し、これは真の江戸黒（黒漆喰）ではないか、もしくは劣化したもののようですが、輝きや艶、陰影の表現をしてこなかった浮世絵の技法では輝かせる事ができなかったためとも考えられます。　それでも小江戸と称される埼玉県川越市や水郷の町千葉県(旧)佐原市、福島県喜多方市などでは、現在も本物の江戸黒（黒漆喰）に出会う事ができます。　江戸黒（黒漆喰）は、菜種油の油煙や松煙から得られる”煤(すす)”を漆喰に練り込み、白壁に紙一枚と言われる程に薄く塗った後、絹布や素手で磨き上げるそうです。　大富豪である事の証が、漆黒に輝く、”粋”な江戸黒（黒漆喰）の蔵だったようです。

	大江戸塗料の江戸黒（黒漆喰)風塗料は低料金です
	江戸黒（黒漆喰）の風合いに練り上げた専門塗料ですが、一般の油性塗料と同様に作業ができます。
	～特　徴～
	○低料金で江戸黒（黒漆喰）の風合いを再現できます。 ○防カビ、防藻効果があります。 ○内外壁専用の油性塗料ですが、低臭タイプです。 ○モルタル、石膏ボードにはシーラー不要です。二度塗りをお勧めします。 ○漆喰面塗り替えの場合には、漆喰面専用シーラーをご注文下さい。
	大江戸塗料の江戸黒（黒漆喰）風塗料は、上のような色合いです。　 ※但し、実際に塗装された江戸黒（黒漆喰）風塗料は、人の目にはその反射光が認識されるため、スマートフォンやパソコンディスプレーで透過光として表示される上の色とは本質的な違いがあります。特にツヤ有り/消しの違い等は、現物とディスプレー表示との間に大きな差異が生じる事があります。
	～価格～
	○油性ツヤ有り/消し　　３kg 12,800円(税込み) ○油性ツヤ有り/消し　１６kg 30,000円(税込み) ※16kg二度塗りで約50㎡塗ることが可能です。
	※江戸黒（黒漆喰）風塗料は、ホームセンターには出荷しておりません※ －送料について－ ※同時発送15kgまで(一個口５個まで）送料700円(税込み)、代引き手数料300円(税込み)
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